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外壁・屋根塗装の必要性と適切なタイミング
東京都大田区で創業30年・年間200棟の実績を誇るノッケンは、経験豊富な職人による外壁・屋根塗装を行っています。ここでは、外壁・屋根に、見栄え以外の目的での塗り直しの必要性について解説します。また、大切な家により永く住み続けるための適切な塗り替えのタイミングについてもご紹介します。
どうして外壁や屋根は塗り替えが必要なのか?
屋根や外壁によって、雨や紫外線から守られる私たちの住まい。その屋根材や外壁材を守っているのは、1ミリにも満たないごく薄い「塗膜」です。この塗膜には耐用年数と呼ばれる寿命があり、新築時に使用されている塗料で5~6年、最新のフッ素樹脂塗料で15年前後とされています。この塗膜が劣化すると、雨や紫外線の影響を屋根材や外壁材が直接受けてしまうことになり、これが、住まいの構造体の劣化や雨漏りの要因となってしまいます。
日本の一般的な住宅の平均寿命は30年とされていますが、住まいを守るためには、表層の塗膜の寿命に応じた「塗り替え」が、住宅の一生の間に2~3回は必要となってくるのです。
また、塗り替えることによって家の色彩を一新することができるのも大きなメリットです。建物の保護だけではなく、外壁や屋根、そしてバルコニー周りや玄関など好みの色で彩れるのも、塗り替えの魅力といえます。きれいにメイクアップされた自宅は、ご家族にとって心理的な面で大きな付加価値となり、「さらに家を大切にしたい」という絆がうまれるといった相乗効果をももたらすでしょう。
塗り替え時期の目安とは?
塗り替えに適切なタイミングは、下記の通りです。
外壁 | 吹き付け | 6~10年 |
---|---|---|
サイデイング | 10年 | |
ALCパネル | 10年 | |
屋根 | カラートタン | 5~8年 |
スレート(コロニアル) | 10年 | |
木部 | 3年 | |
鉄部 | 3年 |
ただし、実際に紫外線がよく当たる南側と直射日光が当たりづらい北側とでは、同じ住居であっても劣化の進行度は異なります。さらに風の通りやすい場所と湿気のこもりやすい場所など、立地状況にも大きく作用します。居住地の気象条件等にも影響するため、一つの目安としてご参考ください。
塗装が必要とされる外壁の状態
塗膜の劣化は、通常、次のような順序で発生してきます。
1 | 艶が落ちてくる |
---|---|
2 | 色の彩度が落ち変色してくる |
3 | 表面が粉っぽくなってくる(チョーキング現象) |
4 | ひび割れ、コケが生えてくる |
5 | 塗膜が剥がれてくる |
このうち、塗り替えに適切な段階は4段階以前とされています。費用対効果からみても、遅くとも5段階目の前に行うのがおすすめです。塗装が剥がれる状態まできてしまうと、素材が外部の環境に露出された状態であるため、建物の劣化が進んでしまいます。また、素材自体が劣化・腐食してしまうと、素材の交換や追加の下地処理などが必要となるため、追加の費用が必要になってしまうのです。特に鉄や木材を使用している部分は外壁や屋根と比べて耐用年数が短いので、塗装が少しでも剥がれているのを見つけたら、ご自身で補修塗装するのが費用を抑えて長持ちさせるポイントです。
外壁塗装のこんな劣化症状に注意!
ここでは、外壁塗装に起こる劣化症状について詳しくご紹介します。ご自身でチェックする際の参考になさってみてください。
- チョーキング現象
チョーキング現象とは、紫外線や雨水・風などにより塗装が劣化することで、塗装成分の顔料がチョーク粉のように表面に付着している状態を指します。外壁を触ったときに、壁色と同じ色の粉が手に付いた場合は、チョーキング現象が発生していることが確認できます。この状態になると、塗装は耐久力を失っていて危険度も高い状態なので、できるだけ早めに塗り替える必要があるといえます。劣化状況の中でも誰でも簡単に確認できる項目なので、定期的に確認しておきましょう。 - ひび割れ(クラック)
外壁がひび割れてくる現象を、クラックと呼びます。ひび割れが起きると隙間から雨が入り込み、構造材のサビやカビの発生、腐食の原因になります。とくに、モルタル壁やコンクリート壁に発生するひび割れは塗膜のひび割れよりも深刻なので注意が必要です。ひび割れの深さがわからないときは、外壁塗装業者やリフォーム専門業者に早急に点検を依頼し、適切な補修について相談してください。 - 雨漏り
外壁もしくは屋根の構造に問題が発生している場合、室内に雨漏りが発生することがあります。雨漏りが発生するということは、屋根の防水シートの劣化や外壁内部に雨水が浸水していることが多く、早急な補修が必要です。内装材の痛みだけではなく、構造材までも劣化してしまうと、家全体の耐久性が落ちてしまうので注意が必要です。 - 外壁の汚れ・コケ・カビ
外壁の汚れを感じてきたときも、塗り替えのタイミングの一つです。汚れが付着するということは、塗装の防水力や耐久性が劣化している証拠です。そのため、塗装業者に塗り替えが必要かどうか点検してもらうと良いでしょう。汚れの原因がカビやコケによる着色の場合には、適切な塗装プランを選ぶ必要があります。カビやコケは水分の多い場所に多く繁殖してしまうため、一度根が張ってしまうと根本から除去するのが難しく、すぐに再生してしまうからです。また、塗装前に行う高圧洗浄機には、カビやコケを殺菌できるバイオ高圧洗浄などを選ぶことをおすすめします。塗装には、防カビ・防コケ効果を持つ塗料などの最適な塗料を、専門知識豊富な業者に選んでもらいましょう。 - 膨れ
塗膜が膨れて剥がれてしまうと、塗装膜が壁材から完全になくなってしまいます。この膨れはとくに、モルタルの吹付け外壁に多い現象です。経年劣化によって発生するものなので、膨れてきたら早急な塗装が必要となります。まず高圧洗浄や、手・電動工具によって既存塗膜を剥離し、新たな塗装を行うのが一般的な施工です。
塗り替え時期かな?と思ったら、ノッケンにお問い合わせください!
上記に挙げた劣化現象が出てきた場合や、塗装から年数が経過している場合など、「塗り替えが必要かも……」と感じたらノッケンまでお気軽にお問い合わせください。現在の外壁・屋根の状態を専門のスタッフがしっかりと確認し、最適な塗装プランをご提案致します。無料相談を承っておりますので、不安な点や疑問点など何でもお気軽にご相談ください。